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introduction

consept


デザインの純度

長い間、デザインに関わっていると、デザインの寿命というものを考えたりします。

時代に映える広告やデザインは、華やかでも短命。一方、デザイナーセンスにおまかせ頂いたデザインほど長く愛されている気がします。広く伝わるデザインと、長く愛されるデザイン。最近、その違いは『純度』の問題ではないかと考えるようになってきました。多くのクリエイターの力を合わせて創り上げる広告や商品デザインに対して、依頼主とデザイナーの信頼関係だけで創り上げていくデザイン。そのデザインに込められた『純度』が、魅力的なデザインとして映るのだとしたら、これからは、結晶のような高純度のデザインと向き合っていたいと思うのです。

月乃 南


 

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showcase

works 3

shop support


鎌倉の美意識

鎌倉には独特の美意識があるように思います。

常に変化を続ける東京の先端美。洗練され、和の代表であろうとする京都の形式美。それに対して自然であり、素材感を生かした鎌倉の美意識は、主張するのではなく、全てを受け入れる寛容さがあるように感じているのです。ゆとりと言うのでしょうか、凛とした立ち姿というのでしょうか。ありのままの美を良しとする鎌倉という街が、私は好きでなりません。できる事なら鎌倉から発信するデザインは、鎌倉の美意識を宿していて欲しい。

このショップアイテムは、鎌倉のケーキ店が銀座の百貨店に出店する際に​、お手伝いさせていただいたデザインです。​鎌倉という凛とした美意識が、少しでも背負えていればいいのですが。

artist support


無色透明のデザイン

日本写真家協会の告知デザインをお手伝いさせてもらっています。

表現者(写真家)の作品をもとにデザインを施していく作業。感覚としては色をつけていくのではなく、リムーバーで不要な色を削ぎ落とし作品と告知要素だけにしていく作業だと思っています。

告知要素でさえ作品性に逆らうことはしないよう、できるだけ無色透明を目指したい。グループ展の作品集などは、あえて、それぞれの個性を主張をしないテーマの視覚化。それでいて、展覧会が魅力的に見えるように、印象に残るように。

book design